
児童養護施設へはこれまで行政や多くのNPO団体が支援されてきており、その支援の目は、施設を巣立つ若者(ケアリーバー)へも向けられ始めています。そのケアリーバーへの支援では、金銭的支援だけでなく、保証人問題を抱える住居確保支援、更には本質的な精神的孤立を防ぐコミュニティの確保へと目が向き、少しずつではありますが確実に支援のレベルが向上してきていると言えるでしょう。
しかしながら、住居もコミュニティも、生活の基盤である安定収入が無くては成り立ちません。
そこで、当基金では、従来型の支援施策に加え、これまでにない取り組みとして、ケアリーバーを雇用して頂ける可能性のある企業とケアリーバーとの関係性強化に取り組みます。
具体的には、ケアリーバーに寄り添って頂ける企業を拡大し、それら企業とケアリーバーとのマッチング機能の担い手を目指します。これにより、ケアリーバーの生活基盤の安定と職場コミュニティによる社会的孤立の抑制に繋げます。更に、企業とケアリーバーのマッチング機能を基盤として、ケアリーバーを雇用頂いた企業への社会的優遇制度の確立を目指して参ります。
更に社会に出て、さまざまな事情でつまづいたとしても、新たな企業とのマッチングをスムーズに行い、社会からの離脱を少しでも減らすことが出来ると考えています。
一足飛びに目指すレベルに到達することは難しいのですが、皆様のご理解・ご支援のもと、一歩一歩、確実に目指すレベルに近づいて参ります。

